遺産相続で行方不明者がみつからない

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  • 7月 1, 2016 6:08 pm

遺産相続で行方不明者がみつからない場合の問題点は、遺産相続をスムーズに進めることができない点です。

相続人を抜きにして遺産分割は進めることができません。この場合、家庭裁判所に行方不明者の財産を管理する人を選任してもらう必要が出てきます。行方不明者がいる場合、不在者本人は意思表示できません。その関係上、代わりに財産管理人を選んでもらうわけです。その人が不在者の代わりに財産に関する手続きをするという流れになり、そうしないと遺産相続の手続きが進みません。遺産相続で行方不明者がみつからない場合、遺産相続の問題が解決できないのでやっかいです。遺産分割協議書には、必ず相続人全員の署名実印が必要です。行方不明者がいる場合、家庭裁判所での手続きが必要で、仮に行方不明者が見つかった場合でも、家庭裁判所での手続きが必要になります。また、財産管理人が選任できた場合でも問題点はあります。財産管理人はあくまで財産の管理をすることが仕事なので、遺産分割協議での分配案に合意する権限はありません。そうなると、財産管理人に遺産分割協議の分配案への合意行為を認めてもらうため、権限外行為の許可審判申立をしなくてはなません。これが許可されて初めて相続手続きや遺産分割が進められるのです。

 

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